『神と共に 第一章:罪と罰』あらすじ
火災現場で少女を救い、壮絶な殉死を遂げた消防士ジャホン(チャ・テヒョン)を迎えた冥界の3人の使者であるカンニム(ハ・ジョンウ)ヘウォンメク(チュ・ジフン)ドクチュン(キム・ヒャンギ)は、「人は亡者になると49日間のうちに7つの地獄で裁判を受けなくてはならない」というルールを言い伝える。その裁判すべてを無罪でクリアした者だけが、現世に生まれ変われるというのだ。かくしてジャホンは3人の使者に導かれ、<殺人、怠惰、ウソ、不義、裏切り、暴力、天倫>という7つの地獄を巡るはめになるが、実直で勤勉な“正義の亡者”であるはずのジャホンの意外な過去が次々と発覚し、冥界と下界を巻き込んだ壮絶なバトルが勃発する!<公式サイトより>
『神と共に 第一章:罪と罰』感想
この作品は韓国で有名なジュホミン作家のウェブトゥーンが原作です。
実際にウェブトゥーン原作を見た人は、映画の内容とは異なると言います。
私は原作を観ずにこの映画を鑑賞しました。
この文を読んでいる皆さんも原作を読んでいない人がほとんどであると見て、似たような立場ではないかと思います。
職業が消防士の「キム・ジャホン(チャ・テヒョン)」は死を迎え、次の3人組に会う。
死神によると,死者は49日間に7回の裁判を受けなければならない。
『殺人、怠惰、偽り、不義、裏切り、暴力、天倫』
7つの地獄で7度の裁判を無事に通過した死者だけが生まれ変わって新しい人生を始めることができる。
普段から善良なことをたくさんしてきたキム・ジャホンは「貴人」という珍しい評価を受けながら、7つの裁判を通じて人間としての生まれ変わりが可能だと聞き、順次裁判を受けます。
7つの裁判、7つの地獄、それぞれそこで出会う大王の姿。 自分の罪を裁き、その罪を振り返り、話を進めていく展開。
このような興味深い設定や話にまずはまり込みました。
次に、この映画で最も意外だった部分が<地獄世界の具現化>ですが、この映画の制作費がすごく高いと聞いています。 CGが見物です。
1、2作同時制作されて、その大半があの世の世界を表現するのにかなりのCGが動員されました。
韓国で作ったCGが、異質感さえ感じられなくても、大ヒットだという気がこれまで強かったのですが、<神と共に>に出てきたその部分が、前の思ったより、ずいぶんきれいに表現されていたと感じました。
もちろんいくつかの場面では「CGっぽさが少し感じられるが、うーん、予告編やいくつかの意見では目立つ」、「この部分は私は一応満足」
ハ・ジョンウが中心を取って、チャ・テヒョン、キム・ヒャンギ、チュ・ジフンらも出演しましたが、特に俳優キム・ドンウクさんの演技力が目立ちます。
ファンタジーアクションドラマにふさわしく、ハ・ジョンウなどが繰り広げるアクションもまた意外と見ごたえがありました。 まるで『マトリックス』のようにコートをはためかせながら、<瞬間移動>を自由自在にし、剣を上手に使う素敵なアクション場面もそれとなく目にします。
そして、この映画が年末映画で家族単位をもう一つに結ぶことができるのが、<家族映画>という共感帯だと思ったんですが。
日本で一人暮らしをしている私としては家族、特に母のことが思い出されるドラマで胸がじんとしました。
批判する人たちは新派だと見ることもできるでしょうが、前の話自体が新派というより、生きてきて経験する様々な話を家族の話として解いたものと思われます。
特に、死んでから裁判を受けるようになる、あの世とこの世、生前の生と7つの罪について、
「私はどのような裁判を受けるのだろうか?」という気がします。
原作を見ていなかったからかもしれませんが、そのためかもう少し見応えがありましたし、しかし原作を置いて、作品自体も評価がたくさん分かれています。
「原作とはずいぶん違って、キャラクターが削除されたとか、『地獄の設定』も原作とはずいぶん違うと、原作ファンらが余計なプライドを持っているのではないかと思います。
全く違う作品だという評価も多かったが、私はウェブトゥーンを見ていないせいか、一応映画自体的にはかなり満足です。